「ディベート」の本音

daily0 本音たち。

勝ち負けのある「競技ディベート」と、着地点を探し求める「ディスカッション」は、明確に異なる。

99%の人は、この違いに気づかず、不用意になんでもかんでも「ディベート」と述べてしまう。

大学にいたことのある人でこの違いに気づけない例が多いけど、これは即ご臨終だ。

「プラトンやアウグスティヌスが著した対話篇も読んだことがないのかな?」
「対話ベースで議論を白熱させたことがないのかな?」

そう思わせてしまう時点で、大学で出来るはずの「文献を読み込んでディスカッションし演習する」という、いちばん大切な競技の経験がないことがバレる。

当然ながら、進学校出身者にありがちな「頭でっかちで余裕も知性もない、ケンカじみた知識マウンティング」は、ディベートでもディスカッションでも対話でもないことに注意しよう。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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