(1)自分への自立心をはっきりと持つ人が、他者に助けを求めようとするには、ものすごく勇気がいる。

(2)他人への依存心をぼんやりと持つ人が、自分で自分を助けようとするには、ものすごく勇気がいる。



もしあなたが(1)の側なら、自立心は自分への過度な依存だととらえてみよう。

劇場やライブ会場に足を運んで、映画や芝居や漫談や音楽を楽しむような感覚で、信頼できる他人にカジュアルに助けを求めてみるといい。

組織で動く場合の上司や同僚や後輩、単独で動く場合のアドバイザーや占い師、たまたま出会った人、旧知の人、いずれも構わない。



もしあなたが(2)の側なら、自発性なしに成り立たないことに打ち込んでみよう。

まずはつべこべいわず、自分が「生きててよかった」と言える生産的な環境を整えよう。その媒体は、読書や勉強でもいいし、プログラミングでもいいし、ネットでの配信や物書きでもいい。

この流れを作り、徹底して自分の身を助けるトレーニングと実践の機会を持つことが、まず何より大切だ。



(1)と(2)の側のどちらの人も、自分の環境に本当に必要な助けをもたらすには、どんな背景の人だろうと同じくらいのエネルギーが必要だと知ろう。

仮に相互に交わることが全くなかったとしてもいっこうに構わない。

「お互いさま」とさっくり言える余裕を持って自分を助けるくらいで、ちょうどいいんだよね。