「大学院重点化政策」の成果。

daily0 本音たち。

ぶっちゃけ、成果どころか、確実に失敗しているよね。

 

そもそも、試験対策レジュメや過去問でクリアできるマスプロ講義を、
都内や地方の大規模大学の学士課程で排除できていない。

この時点で大学院重点化政策は根本的に準備不足。

この結果、古典を読み違える程度の基礎力や、
先行研究を意図的に無視するような、学問とは名ばかりのポリティクスしかないのに、
研究者としてチカラがあるようにテレビや新聞やSNSや、
広告代理店を使って見せかけている凡人が目立つようになった。
これでは、研究という名前でラッピングした、セルフプロモーション活動に過ぎない。
研究者なら、マスメディアやSNSや広告代理店のバイアスを一切取り去って、純粋な知的生産で勝負するといい。
そもそもその前提として、expository writingやそれに類するアカデミックプログラム(=大量の読書と執筆とディスカッションをこなす集中講座)で、学部生のときに揉まれていないなら、知的生産は務まらないのだけれども。
遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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