転職市場で「結構いい経験をしているけど評価されない」と感じる場合は、
1. 売り込み先を的確に絞り込む
2. ポジションに応じてCVを的確に書く
3. そもそも大した経験ではない可能性を自覚する
という点を徹底する必要がある。

1と2は、字義通りシンプルに解決可能だ。

3は「結構いい経験をしている」という自認自体が曲者である。

「実は市場価値が乏しい経験やスキル」を「ほかの企業でも買ってもらえる」と勝手に誤解している可能性がある。これは転職市場では論外の態度だ。


「職歴が汚い」という視点は、一定の専門性の軸があれば「ワイルドで天衣無縫で美しい職歴」として活用が可能である。

この活用の最低要件は、
・そのスキルで大学の修士以上の学位が得られる
・フルスタックの研究職や専門職や技術者として生きていける基礎がある
・書籍やコンテンツや講義や、システムやヒト/モノ/カネの流れの仕組みを作れる
・多言語で対応が可能である
というような、強固な知的バックボーンがあることにつきる。

これらが揃っていれば、複数のヘッドハンターは確実にあなたを放っておかないと断言できる。職歴の汚さが綺麗な武器になるのは、このレベルからだと言い切っていい。


「これじゃ経営者じゃないか!」と言いたくなるとしたら、あなたの感性は正しい。ヘッドハンターとお付き合いしてキャリアホッピングするというのは、自分を運営・経営することと同義であるからだ。


「結構いい経験をしているけど評価されない」のは、上記の基礎力を欠いているからにほかならない。職歴が汚いか美しいか以前の話だ。

まずは自分と向き合い「自分にとって何が面白いか?どうやって自由度を高めて生きるか?」みたいな、危機的な自問自答を繰り返そう。

この繰り返しで初めて、物陰から汚くも綺麗な本音がこっそりと顔を出してくれて、すらすらと自分に耳打ちし、助けてくれる。

評価は、その先に自ずとついてくるんだよね。