2017-09

daily0 本音たち。

「群れ」の本音

寄り集まって自分(たち)を生存させるため、人間も動物も群れを作る。文化や科学や自然環境といった絶対的な状況や、他の個体や群れと比べた際の相対的な強さはさておき、生存競争で生き延びるために、一定のルールのもとに群れを作ることは悪いことではない...
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「読み間違い」への本音

いろいろな本を読んで、アウトプットにつなげることは、単にその本に従ってスキルを身につけるだけではない。本を読むことは、タイムマシンに乗ることであり、現実歪曲空間に誘われることであり、教訓という名前のワクチンの接種を受けることであり、自分の世...
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「将来予測モデル」への本音

統計的手法や会計的手法を用いた将来予測は、あくまで「現時点から読み取れる合理的なシナリオ」の延長に限られる。現時点での前提が崩れれば、この将来予測のモデルの寿命はそれまでだ。再び、シナリオとモデルを組み直す必要が出てくる。予測はモデルのスク...
daily0 本音たち。

「自分探し」や「自己啓発」への本音

「自分探し」とは、中途半端に自分のことしか見ていない、気晴らしのお散歩だ。「自己啓発」は、さしずめランニングや筋トレみたいなものだ。現今の「自分探し」や「自己啓発」の結果は相場が決まっていて、「時間とお金を消費し、何も見つからず、何も知識が...
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小説を読むことへの本音

「小説なんて読まなくてもいいでしょ。絵や映像やゲームで物語を伝えることなんていくらでもできるんだし。」確か小学生くらいのときに、ぼんやりとした不安のように、でも強くそう感じ始めた。このぼやっとした感覚は、正確には、「(基礎知識もない状態で、...
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外国語が使えることへの本音

外国語を具体的に挙げると、例えば「英語「も」使える」という発想でなければ、実のところまったく意味がない。日常の意思疎通で口先を動かした経験しかなく、専門分野の積み重ねどころか、基礎知識も知的好奇心もない「英語(だけ)が(半端に)使える」とい...
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「断言」の本音

バイアスや矛盾を含む可能性を承知の上で、理屈と感覚を交差した一点に向け、集中し切って確信犯的に出す視点が「断言」だとしよう。ここには、・気楽に孤独を楽しむ勇気・人やものごとを余すところなく網羅し包み込む自由な知性・無言のうちに湧き出る威圧感...
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「努力」の本音

いくら努力に頼ろうとも、作法や前提や方向性が間違っていたら全てが無駄な努力である。仮にゼロから努力をするならば、まず、・作法や立ち居振る舞いや基礎知識を徹底して身につける・自由と懐疑心とジョークを言う余裕を保ち続けるこの二点に尽きる。これら...
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「可視化」の本音

可視化とは「絵を描く」という動作である。だからといって、言葉通りスケッチブックやケント紙やペンタブレットを用意しろと言いたいのではない。かといって、データのグラフ化に腐心したり、アローダイアグラムを示すことだけでは不完全で、そもそも“so ...
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「反省」の本音

間違いがあったとき、言い過ぎたことがあったとき、問題が生じたとき、その場で直ちに軌道修正できないのでは、反省したことにはならない。この「瞬間軌道修正」には、こんな効用がある。・対人関係を円満にできる・時間が経って、ないがしろにしてしまうこと...