2023-12

daily11 スモール分析。

プロほどその分野の限界を知り、素人は消費させられる。

プロは、自分の限界を知っている。大学当時、もともとの専門にしようとした工学系の分野からほど遠い人文科学をあえて選び、卒論として用いる分野を教育史・教育行政学にしたのだが、そのとき最も衝撃を受けたのは、「教育だけでは物事の本質など掴めない」と...
daily12 業界知識。

マーケティングがうまく行くか否かは、マーケターが頑張る前から決まっている。

今回は、マーケティングのドメイン知識。ウェブサイトやSNSや広告運用を軸に、実力はさておいて、マーケターを名乗る人が増えている。ここでシンプルに、マーケティングがうまく行くケースと、マーケターが何をやっても失敗するケースを、事実ありのままの...
daily12 業界知識。

「外資系」で格式が高いポジション。

外資系で格式が高いポジションは、数が限られる。外資金融:IBD(投資銀行)、リサーチアナリスト、エコノミストなど、計数や数学を用いて洞察を出す領域外資コンサルティングファーム:戦略、FAS(M&A)、ほかこれらと重なり財務モデリングや統計モ...
daily12 業界知識。

部門や業界ごとの実情あれこれ。

いろいろな部門と業界について、実情がある。土木業界: 9割は想像のつく公務員か土建屋さん。ごくわずか上位層に、建設大手をやめて研究職に戻る人がいる。PPP/PFIのような、投資対効果を測るファイナンス分野もある。海運業界: 物流の一部と思い...
daily11 スモール分析。

模範解答よりも、善悪を超えた美意識を大事にする。

「遠藤さんは、なぜタバコもお酒も完全回避しているのですか?美容と健康のためですか?」そう聞かれることがよくある。美容と健康のためであることは、全くその通りだ。かつ、特に飲酒は思考がブレないことを優先するためにそうしている。但し、これは模範解...
daily12 業界知識。

楽勝するための業界知識。

表立っては言わないだろうけど、活躍している人は確実に楽勝している。楽勝できないなら、他人やプロに任せるところまでが楽勝だ。法律なら弁護士、製造技術なら技術士…など、各分野に業界知識のプロがいて、ウェブ経由で相談にのってくれる形で、思いのほか...
daily12 業界知識。

ビジネスや組織に、対等はない。

「あの社長は、時価総額兆円超えなのに、驚くほど腰が低い」この理由は、ビジネスの人間関係が本質的に対等ではないためだ。フラットでフランクな組織が持て囃されるのも、対等ではないことの裏返し。現実解。これもある種の業界知識かもね。ということで「業...
データ分析ここだけ話。

ビジネスにおける戦略は、手段と明確に線引きしておく。

すでに知れ渡っているので言い切ってしまうが、ビジネスにおける戦略とは本音であり、手段と峻別しておく必要がある。特にデータ分析分野では、財務モデリングや統計学や機械学習やプログラミングといった手段ばかりに目が向いてしまうことが多々ある。手段と...
daily11 スモール分析。

デタラメを丁寧にやると、勝ちにいける。

「常識を捨てろ」そんな言い方をあちこちで見かけるが、これをもう少し解像度高く描こう。常識を捨てることで成長するとは、つまり「デタラメを丁寧にやる」のだ。単に「デタラメにやる」でもなく、単に「丁寧にやる」でもない。相矛盾するからこそ、デタラメ...
三行世界。

FP&Aやデータ分析がつまらないとしたら、それは事業開発や事業運営の権限不足。

「FP&A つまらない」「データアナリスト やめとけ」とウェブ検索で出てくることが多々ある。ウェブマーケティング目的で煽る記事が検索に引っかかる状況を差し引いて、本質を見よう。データ分析が退屈なのは、知識や学習コストの割に、組織で権限が付与...