データ分析ここだけ話。

データ分析ここだけ話。

FP&Aの権限は、果てしなく強い(その2)

「FP&Aの権限が強い」と書いたが、これはどういう意味か。FP&A担当者の一番下っ端であるFinancial Analyst(ファイナンシャル・アナリスト)は、「VP in SalesやVP in Operation(営業本部長や運営本部長...
三行世界。

AI化とスコアリング。

AI化が進むほど物事をスコアリングがしやすくなる。その意味は、デジタル化(SNSや動画配信)で誰でもできるハッタリは、低質ゆえ順次超不利に追い込まれ、質の高いアナログが超有利になる「強い人が当たり前に勝つ」に回帰する。現実解。SNSや動画配...
データ分析ここだけ話。

データ分析の「作り手」人材と「作らされる」人材。

データ分析をファーストキャリアからの生業にしていると、直接的に掘り下げて使われない手法が、数多くあると気づく。分析の本質は「いかに作って世の中や現場を動かすか」という「作り手」目線が重要である。「作らされる」という前提は製造業で言えば「1時...
daily13 事実の直視。

SNSでのAI動向紹介で一喜一憂しない方法。

「SNS上のAIの動向で一喜一憂させられ、疲れてしまいます。これをどう解決すればいいでしょうか」ポイントとして「自分の成長」を主語に、AIやデータ分析という「技術」を扱うようにしましょう。私は、AIの基礎技術である統計手法を深掘りしてサービ...
三行世界。

FP&Aの権限は、果てしなく強い。

私が複数社で経験したFP&Aは、いずれも全社統括という立場だった(スタッフレベルでも同様であるのが原理原則だ)。実情としてとても権限が強かったため、辞めて次へ移ったらあっさり年収が増えた。これがFP&Aに携わる1番のメリットだと即答してかま...
データ分析ここだけ話。

市場分析は、大局読み・発言読み・洞察出しがポイント。

アナリストのとき、以下のように市場を読んで分析していた。(1)大局読み:データや新聞・メディア・業界知識で、大局を見定める(2)発言読み:関連する企業や業界のキーパーソンについて、発言を見定める(インタビュー含む)(3)洞察出し:これらにつ...
三行世界。

生成AIツールが流行っているのに、業務がラクにならない理由。

現時点では、生成AIは個別のToDoや作業をラクにしているだけである。業界や会社の業務の一連の流れであるバリューチェーン全体については手つかずのままだ。これは、仕組みの全体を設計して実装する必要があるため時間がかかる。現実解。粗々に言えば、...
三行世界。

AIと歴史家の話題。

「歴史家はAIで代替できる?」がSNS上で話題になっているから、教育史という論争が残る分野を大学で学んだ立場として言ってしまおう。新奇性(前提知識の制約がとても厳しい)とハルシネーション(制約が曖昧or無い)がごっちゃになっており、かつ史料...
三行世界。

データドリブン化は、粗々でAGI/ASIをスタートさせている。

AGI(汎用人工知能)や、ASI(超人工知能)といった、「AIは人間の知能を超える!」という話題を多く見る。本質的には、人間が既存の手法でできる演算や計算の範囲を超えて、データドリブンで洞察を出す場合、「統計学や機械学習といったAIの基礎技...
三行世界。

AIもビッグデータも、お金ドリブン。

みんな揃いも揃ってAIやビッグデータばかり語るから、本質を囁いておこう。AIもビッグデータも、背景には出資者がいるから「マネーパワーでゴリゴリと稼働させてスケールを大きくせよ!」という、粗く大きいお金ドリブンの圧がある。AIやビッグデータが...