「電話に出ないブランド」を確立すると、仕組みの大切さがわかる。

daily11 スモール分析。

思い切って仕事で電話を手放し「電話に出ないブランド」を確立するのは、コミュニケーション戦略として有効だ。

もはやチャットでのやりとりが主流を占め、メールですら少々面倒がられることもある。

とすれば、仕事の電話など、予定を申し合わせた上で対応すればよろしい(オンライン会議と同じ)。

 

何も考えず真っ先に仕事の電話をしてくるのは、自分の都合の押し付けだ。

はっきり言って相手の時間を奪う大迷惑行為である。

その場での電話が本当に必要なのは、110番・119番・災害の対応くらいだ。

顧客対応すら、電話利用率を思い切り下げているケースさえ多々ある。

もちろん本当にお客様や関係者のためになるなら、その方々を心から気遣う形で電話を活用すればいい。

このとき、本質は純然たる仕組みの話であり、電話はゴールではないと気づける。

 

現実解。

ストレートに言うと、相手を気遣わないなんとなくの電話に依存する時点で、ビジネス的には弱者による迷惑行為だ。

「電話に出ないブランド」は、ビジネスで弱者を淘汰させて迷惑行為を減らす効果もあるから、正しい。

 

追記。

ビジネスかどうかはさておき、大事な人や好きな人との関係を取ると、相手に迷惑をかけない形で電話や通信手段を使うのは当然だもの。

もちろん、お互いに振り回されてニヤニヤが止まらず嬉しいくらいの関係の場合は、堂々と電話を使えばよろしい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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