2022-04

daily10 お金と実力。

即断しない相手は、こちらから即断し返す。

「この人とはうまくやっていけないな」決断のスピードが異なるとき、強くそのように感じる。そもそも本当に腹決めできているなら、即断即決で動くに決まっている。仮に腰が重かったり、行動が遅いことに理由付けをするなら、その人はやる気がないか、あるいは...
daily10 お金と実力。

市場は非効率的だからこそ、新規事業が作れる。

金融経済学では、「市場は効率的(=価格がその商品の価値を決める情報を反映している)」というロジックがあるが、事業を起こしたりデータを分析すると、これは良い意味でウソだとよくわかる。価格が高く利益率が良い商品やサービスが売れるのは、そのような...
daily10 お金と実力。

コンサル会社と人材供給の問題。

「コンサル会社を使っていても、社内にノウハウがたまらない」比較的大きめの日系企業(年売上高数千億円〜兆円)のサラリーマン取締役〜執行役員クラスが、そんな本音を異口同音に漏らしていた。それもそのはず、この背景には2つの問題がある。・コンサル会...
daily10 お金と実力。

サラリーマン卒業後の仕組み。

サラリーマンの延長線上で卒業して独立している人は、特定の業界に絞ると結構いる。私がどっぷり関わってきた中で珍しく思ったものは、海運業界で、外航輸送向け船舶の仲介を行うケースである。専門用語で言うとシップブローカーと呼ばれる立ち位置である。要...
daily10 お金と実力。

ビジネスのハードル。

ビジネスやお金を稼ぐことそのもののハードルは低いと、センセーショナルに暴露する人が増えてきている。これは実のところ正しい。正確には「半分正しく、半分は煽り文句」である。事実を告げると「売上高や事業価値評価額が数千億円くらいになるラインでハー...
daily10 お金と実力。

お金も実力も、ただの手段。

「お金と実力」という区分で、デイリーレポートを書いているからこそ、さらに意図的に言い切ってしまうが、お金も実力もただの手段でしかない。少し頭の回る人からすれば、手段としての収益性のあるビジネスの仕組みについて、それを再現することはそう難しく...
daily10 お金と実力。

お金の教育という言葉。

・お金を稼ぐことは、確実に勝てる分野を掘り下げて行うマーケティングとマネジメントである・サラリーマンレベルで買える金融商品は外的なショックに弱い割に預金に毛が生えた程度である・複式簿記と租税法を知っておくまずこの3つの前提に着目しておこう。...
daily10 お金と実力。

「独学に限界がある」は嘘。

怪しいSNSアカウントが、「独学には限界がある」「独学は毒学」のように言い出すことが多い。この本質は、・実力のない人が実力のない層向けに危機感を煽っている・その上で商材を買わせようとしているというだけである。根本的な仕組みを言うと、全ての知...
daily10 お金と実力。

知性と人格。

知識はウェブ検索による学習や、ウェブを通じた購入で、いくらでも手に入るようになった。これと反比例して、人格はいくら知識をつけても、手に入りようがないとバレてしまった。結局のところ、いくら知識があろうと、それを使いこなす人格がダメだと、大前提...
daily10 お金と実力。

仕事は手段であり、人生の目的とは別物。

「仕事術」「独立する方法」のような本やコンテンツがわんさか出回っているが、仕事は全て手段でしかない。何のために仕事をするのかと聞かれたら、「生活の糧であるお金を得るため」という本音があるのは誰しも同じである。でもどうせなら、生活の糧であるお...