2019-07

daily2 素朴な疑問。

なぜ古典を読むのか。

インフラや湯水や酸素のごとき、基礎知識だから。特にギリシア古典や、古典ラテン語の文献は、民主主義も法律も政治も文芸も自然科学も数学もカバーする、大昔からの道路のようなインフラだ。学術知識を扱うには、まず上記の事実が分かっていることが必須なん...
daily2 素朴な疑問。

負けと勝ちの差は、どう見定めるといいのか。

よく言われる、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉は、スポーツなどの競技を除いて、多くのケースでは実は間違いだ。みっともないぼろ負けだと感じても、歴史を揺るがす圧勝だと評されても、物事は、その次までわからない。文脈か...
daily2 素朴な疑問。

人々を感動させる音楽と、点数を取る音楽は、どう違うのか。そこから学べることは何か。

この時期になると、音楽を知ったきっかけとして、吹奏楽コンクールを思い出す。「人々を感動させる音楽と、点数を取る音楽は、どう違うのか?」という問いが、今もなお繰り返されていると、ふと直接知った。生々しい結論から言うと、お金がない高校が吹奏楽で...
daily2 素朴な疑問。

ヒエラルキーとは何か。どう扱うべきか。

ヒエラルキーとは、成果の蓄積である。いかに人や組織が一時代の栄華を誇ろうとも、ヒエラルキーの維持が第一義になればなるほど、その蓄積を食いつぶすだけになる。「すごい」という結果の蓄積が、自ずと上位のヒエラルキーに押し上げてくれるのである。単に...
daily2 素朴な疑問。

理不尽な変化が起こったとき、どう対処すればいいか。

現状で活用可能なリソースを棚卸しする。「できること」から始めて、キャッシュインフローを確保する。この2つだけで、ひとまず精神的に安息できる。不幸にも、組織のルール変更があったために、理不尽な退職や取引終了を強いられ、「やりたいこと」が閉ざさ...
daily2 素朴な疑問。

失敗から方向転換して立ち直る上で、視野を広げるには何が必要か。

ここまでの成果を、自分から改めて認めてやる。その成果を柔軟に転用させる形で、新たな成果につなげる。年齢、経験の有無、ランク付け、妬み嫉みで言い訳を作らない。まずはこれだけでいい。この場合の成果とは、お金が関わるのであれば、キャッシュインフロ...
daily2 素朴な疑問。

一つの物事をずっと続けるべきか。それとも変えるべきか。

一つの物事について、無理に続ける必要も、無理に変える必要も全然ないが、「このように変わることもできるよね」「変わったけれども、実は一貫しているよね」という点を常にセルフチェックしよう。要は、自分の強みと弱みに即して、成長余地を浮き彫りにすれ...
daily2 素朴な疑問。

リスクを取るとはどういう意味か。その前提は何か。

リスクとは、不確実性のことだ。不確実性から、悠然と学んでしまえばいいのである。より不確実であればあるほど、仮に失敗したとしても、誰も文句を言いようがない。この大前提として、自分が関わる物事は、できるだけ即答できるように、徹底して準備しておく...
daily2 素朴な疑問。

内向的で会話やプレゼンが得意ではない。まずどうすればいいか。

話しやすく聴きやすいようにするために、「結論」「根拠」「まとめ」という型に落とし込もう。また、実は内向的な人のほうが、反応が敏感なことが多く、そのおかげで人の細かな挙動から、心情を推定することができる。相手が不快にならないよう思いやりつつ、...
daily2 素朴な疑問。

新しい物事とはそもそもどうやって見つけるのか。

新しいことをするにあたって、知識やメンタルで壁を作ることがスタート地点だ。そもそも壁があるからこそ、万人にとって新しいのである。壁を感じなければ、新しいことではない。また、壁が見えるということは、その分野に対する知見がある。超えられそうな範...