副業禁止の本音は、実力不足と嫉妬。

daily9 大前提。

公務員の副業禁止が取り沙汰されている。

仮にこのケースが100%動画配信であり、

本業の妨げになるものではないなら、

副業禁止の本音は、実力不足による嫉妬でしかない。

根本的には、

「お前は副業できるほどヒマなんだな?上司の俺は忙しいぞ、じゃあ副業禁止な」

からの、

「自分が受けた嫌な思いをお前も受けろ」

という負の本音が続いてきており、

組織は各個人の生き方についての本音にリーチしていない。

きょうび、そのような組織はマネジメント上の弱者であり、

新しいアイディアを出すための行動ができないので、

そもそも存在意義を問われてしまうのだが。

 

副業について、判例を見ていても、

「実力不足でぶっ飛ばされたくない」とか、

「自分が受けた嫌な思いをお前も受けろ」とか、

「商売敵がでてきた」という、

単なる実力不足の個人の妬み嫉みでしかないとわかる。

副業禁止規定や競業禁止規定を、

堂々と破る必要もメリットも全くない。

そもそも副業禁止も競業禁止も無縁である分野や組織というものは、

現に世の中にゴロゴロと存在しているのだから、

せっかくの一度きりの人生なら、

実力不足の組織など関わらないほうがいいのだ。

要は、全てはあくまで個人の選択の問題だ。

しかもそういった自由な分野や組織に限って、

実力がある側であるゆえに、

年収も社会的地位も高く、

立ち居振る舞いもよく、

そして継続的に成長できる。

それどころかノウハウを更に鍛え上げて、

「せっかくだし一緒に座組みを組まない?」

という流れにしてしまうケースもある。

 

現にwordpressがオープンソースを軸とした大規模なビジネスとして成立し、

オープンイノベーションや創発が当たり前のようにある令和の今となっては、

競業禁止どころか、副業すら禁止というのは、

単なる「古臭いムラ社会」でしかないんだよね。

 

現実解。

粛々と、自分がプラスに動ける環境をゲットする。

副業なのか本業なのかわからないくらい、

下ごしらえしながら実力がついてしまえば、

そのまま本業にしてしまってもいい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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