daily14 壁。

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「社長の右腕役がいない」という壁を嘆くよりも、「チームプレー」に持ち込むほうが低ハードル。

ストレートに申し上げよう。「社長の右腕役」を求める必要は、そもそもない。というのも、右腕役は雇ったその人に何かあったら、それで終わりになってしまうためだ。そうではなく、意図を汲みつつ有機的に行動する「幹部チーム」が機能すればいい。場合によっ...
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世の中には、必ずグレーゾーンの壁が残る。

いくら頭のいい人が仕組みを作って制度設計しても、すべてガラス張りにした効率追求は、事実上不可能である。多数派を含めたグレーゾーンにこそ、人間の愛すべき本音が積み重なるもの。現実解。テクノロジーを、現場とトップの両方から扱うとわかる超基礎だけ...
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キャリアには、需給バランスの壁がある。

高校生から大学生ぐらいで気づいていたことを、明確に言い切ろう。キャリアで一番の面倒ごとは「需給バランス」である。実際の適性はさておき、雇う側の都合で仕事の需給バランスが存在してしまい、それゆえ不本意な配属が生じるのだ。FP&Aのような強い権...
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マーケティングは、規模の大きさで根本的に異なる。

マーケティングの専門家に、マーケッターやCMOがいるが、役割が一意に定まらないことが多い。実はマーケティングは、規模の大きさで内容が根本的に異なるためだ。(1)大規模マーケティング年売上高で兆円から千億円単位(企業や業界によっては数百億円)...
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好きでも嫌いでもないことをやめると、壁を超えられる。

サラリーマン時代の最初期から、好きでも嫌いでもないことは早々にやめた。大学生のときはバーでさんざんお酒を飲み歩いていたのだが、飲み会は仕事をしていればいつでも誰でもできると気づいた。卒業して仕事をすると、お酒も飲み会は「既に好きでも嫌いでも...
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やりたいことよりも、勝ちやすい土俵の先回り。

就職・転職や起業で、大多数の人は「やりたいこと」を優先するが、これは順序が間違っている。勝ちやすい土俵を先回りして用意し、そこにやりたいことを乗せることが、全てである。この順序を間違えてはならない。採用した人がすぐ辞めてしまうのは、勝ちやす...
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学習指導要領(義務教育と高校の範囲)を超えたところが勝負。

データ分析やAIが一気に広まるにつれ、数学をちゃんと学び直すという人があちこちで目立ってきた。「受験数学くらいちゃんとやっておけ」という主張が目立つようになったが、ストレートに申し上げるとこの主張は一点の曇りなく正しい。ひとつ重大な要素を付...
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生成AIの普及で、むしろアナログな学習や知識に基づく「洞察」がとても重要になった。

生成AIの活用で、学習のハードルが下がったと言われるが、数学や基礎科学や工学など、ドメイン知識として軸となる基礎知識習得の希少性が増している。これらをいくら生成AIに吐き出させても、習得に時間がかかるため、実はアナログのほうが強い例だ。現実...
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閉塞感は、イタズラ感覚で壁を超えるチャンスの種である。

閉塞感は、実はチャンスの種だ。あなたが今いる場所で閉塞感を抱くということは、向上心があるためチャンスを掴みやすい。そんなときこそ、向上心にもっともっと火をつけるのだ。人知れず世も知れずパッションを持つというのは、ドキドキして面白い。誰も知ら...
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「勝ちパターン」とは、名実ともに活躍し壁を超える要素である。

私はよく「勝ちパターン」という言葉を使うが、その横展開だけで実力を発揮し、壁を超えて楽勝できるためだ。独立している場合は、勝ちパターンが全てである。勝ちパターンがない・見えない場合は、そもそもビジネスが失敗続きの壁に阻まれ、得意技どころでは...