「ワークライフバランスが重要」だと言われて久しい。
実際のところ、成長し続けている限り、仕事とプライベートの垣根はなくなる。
これは馬車馬のように働かされる勤め人や下請けの話ではなく、起業や独立で大活躍する場合の話だ。
根本的な話をすると、大活躍している人の場合、
家族関係や仕事以外の人間関係など、本音では二の次である。
強烈なケースだと「大活躍や大成功したいなら家族など持つな」とあけすけに言い切る人もいる。
良いか悪いかはさておき、私はこれは正しいと考える。
それだけ、成長と成功は常識的直感に反しているためだ。
別に家族がいてもいいのだが、
「あの人はああいう人だものね」
という具合に徹底的に理解されて、好き放題に大活躍できる環境があることが最低条件だ。
理解がない状態で近くにいられても、邪魔なノイズにしかならない場合が多々あるから、
「ノイズになるなら家族などいらないし、やいのやいの言われるならハンパな友達や業界や近所のつきあいなどいらない」
となるまでが一連の流れである。
お互いの顔と名前がわかる関係で一対一で会話したことのある成功者がいるが、
現在ふだん関わる人は業界関係者ではなく「無名時代の悪友」というケースがあり、
本音そのままで、とてもうっとりさせられる。
現実解。
仕事で本音出し放題だからこそ、結局プライベートとの垣根がなくなる。
これは独立して、私も実際に素晴らしさを噛み締めているところだ。
ボックスコックスネット、遠藤武。