迷ったら、似たものを真似する。

daily5 爽快感。

決断に迷って泥沼にハマるくらいなら、

似たものを真似してみるほうが楽だ。

難易度を自分から高めてしまう必要はない。

 

現実解。

「自分の悩みは、誰かが既に解決している」

悩みを抱いたら、そのように思い込んでみるといい。

 

自分の目先の物事ばかりに囚われすぎるより、

骨格を捉えて、その上で自分の状況に当てはめるのだ。

単に真似することから始めたのなら、

「ここはちょっとズレているな」

と気づくことがある。

このズレを自分で是正していきながら、

更に真似していけばいい。

 

一言で表すなら、抽象と具体だ。

「英語を学ぶには、早く間違えろ」と言われているが、

サクサク使って、早く間違えて、間違いに気づいて是正しろということである。

具体的に使って間違えて、抽象化して何が足りないか足りているかを照らし、

具体的に必要なことを捉え直して、また使って…。

抽象と具体を何度も繰り返していくサイクルは、学習の基本なんだよね。

 

誰かが自分の代わりに、既に問題を解決済みというのは、

単に具体的な事例として見れば距離があるけれど、

抽象化して距離を縮めて当てはめればいい。

足りている・足りていないの差があるなら、

他から事例を持ってくればいい。

英語の学習で言えば、ボキャブラリーが足りないのか、

話すシチュエーションが足りないのか、

フレーズや細かい言い回しが足りないのか、

はたまた心理的なひっかかりが出ているのか…

と、事細かに差を見出すことができる。

 

語学に限った話だけでなく、

すべての物事を愚直に真似していくのは、

真似していない部分や、他から真似すべき要素があるということ。

究極的には、本や一次情報から分野横断で学ぶしかない。

 

オリジナリティって、複数を真似して、

自分の意思で「足りる・足りない」を見定めて、

試行錯誤の数を楽しんで増やすことから、にじみ出てくるんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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