「誰と何をやるか」で成長が決まってしまう。
例えば「大手企業の子会社と下請け一本だけをやる」だと、
ビジネスモデルが1本に限定され掛け算がないために成長しようがない。
サラリーマンや資格保有の士業も、それ単独だと全く同じだ。
一方で成長する人は、持ち味となる軸をかけ算させる。
代理店業だとしても、お客様にトータルプロデュースできるよう、
独自の商材やサービス併せて複数含めてしまい、
お客様のお悩みやメンタルブロックを解除できる仕組みを用意し、
先回りして「ほしい!」という言葉が出るシナリオを作るのだ。
総合商社がこのようなパターンを作ることが多かったけれど、
今であれば規模が小さくとも可能と言える。
年売上高が数千万円や数億円から百億円まで可能な座組みだ。
ただし、座組みで関わる人や組織の実力が低いと、
掛け算すればするほどしぼんでいくので注意。
実力者同士の掛け算は、1.1×1.2=1.32と伸びるが、
実力が足りないと、1.1×0.5=0.55のように引っ張られる。
やる前から成長が決まっているのは、実力のレバレッジが効くか効かないかの差ということ。
boxcox.net、遠藤武。