そもそもビジョンとは何か。

daily7 仕組み化。

継続的に成長するために、

本音を丸出しにして、

目線を上げるための手段がビジョンだ。

ミッションもこれと同じと言っていい。

細かく優等生のように定義することは幾らでもできるが、

本音がそこにないなら、

全て後付けでしかない。

まずは等身大の本音を丸出しにしないと、

ビジョンもへったくれもないんだよね。

例えば「世界平和」をビジョンに据えておきながら、

ろくに売上が立たないとか、

売上が立っていても私利私欲だらけという、

「これウソじゃん!」というビジョンは多々ある。

この理由はシンプルで、

そもそもウソをついているのだ。

美辞麗句を並べて売上が立たないのは、

素直に事実から学ぶことをサボっているだけだ。

美辞麗句で売上を立てているギラギラ野郎は、

素直に事実から学ぶことをサボる人を騙しているだけだ。

 

「ビジョンなどいらない」と気づいた経営者が、

ここ5年くらい増えてきている印象がある。

ビジョンをいちいち自分語りしないといけない時点で、

そもそも事実を直視しておらず、

ビジョンなど絵に描いた餅というのが事実だ。

ビジョンで人を騙すケバケバしいギラつき野郎が多く、

ビジョンをやたらと強調するのもカッコ悪くなってきたのだろう。

 

逆に言うと、

等身大の切実な本音からビジョンを持つ人は、

そうとう手強い人だと言える。

いちいちビジョンを言わずとも、

あちこちからビジョンがにじみ出る人は、

自分の事実に立脚しており、

本当の意味で自立しているから、

それだけで強い。

そう気づいてから、自分のビジョンは「安眠」だ。

迷ったら、ビジョンは本音で短く、等身大にする。

最初は等身大は少しカッコ悪いと思ったけど、

ひたすら読書して眠りこけて、

古代から未来まで空想してアウトプットするには、

安眠こそ究極の解決策だ。

眠らないなら夢も見られない。

そう気づいてからは、

等身大の本音がビジョンのすべてだと心底思い知った。

ビジョン=幻なのだから、

ボケ役のごとく深掘りするくらいじゃなくちゃね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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