どの人も組織も、ウェブサイトやSNSで情報発信をするようになって久しい。
そんな現代だからこそ、言行一致がブランドになるのである。
かつ、言行不一致に出会ったら冷静にその場で回れ右すればいい。
今回は、言行不一致で「ウソをつかれた…」とか「あいつはダメだ…」とついついイライラしてしまう人のために、冷静かつ前向きになる視点を贈ろう。
ひところ前より、求人をしているにも関わらず、
まともに採用する気のない「カラ求人」が問題になった。
今はウェブ上からの求人が当たり前になったためだいぶ減ったが、
今でもこのようなことをやっていると、SNSで拡散して一発アウトである。
特にひどい場合は、求人に限らず、
企業のウェブサイト上で書いてある要項や理念の内容と、
実際に連絡を取った際の発言内容がまったく一致せず、
結果として大ウソつきが露呈してしまうことも多々ある。
きょうび、そのような組織が生き残れるとは思わないし、
このような組織の内情は推して知るべしだが、
少なくともそもそも経営トップがウソをついているか、
有名無実化に気づかずとも過ごせてしまうセンスのなさなのである。
このような組織や人と関わっても、一緒に成長していくことはできないのは明らかだろう。
このような現象について、
古臭い業界ほど言行不一致が数多く存在しているからダメとか、
新しいことをやっているから言行一致していて素晴らしいとか、
ありきたりな評価を下すつもりは一切ない。
そうではなく、等しく自分の教師と捉えればいいのだ。
言行一致に出会ったら、そのまま楽しく過ごせばいいとわかり、ラッキーである。
言行一致する人は、もうそれだけですばらしい教師であるためだ。
言行不一致に出会ったら、そのまま回れ右して立ち去ればいいとわかり、ラッキーである。
言行不一致する人は、もうそれだけで真逆を取ればいい反面教師であるためだ。
現実解。
そう思っておけば、ついついイライラする必要などないし、
瞬間的にA/Bテストを実行してしまえばいい。
そうやって、二度と関わらないようにすれば世界がプラスに開けると思うが、いかがだろうか。
追記。
言行一致していようと、言行不一致していようと、そこには市場がある。
そこに人の流れがある場合、どのような人がかかわっているかが一発でわかる。
言行一致している人の周りには、同じく前向きに言行一致する人や、挑戦する人が揃う。
言行不一致している人の周りには、そもそもまともな実力の人は揃わず、ヘナチョコだらけだ。
それぞれに市場があるのであり、言行一致の実力市場を取るか、言行不一致のヘナチョコ市場を取るかは、自分で選べばいい。
boxcox.net、遠藤武。