「テクノロジー業界は、投資ではなく投機に走り出して終わった」
「広告やSNSやSEOの都合が優先されて中身がなくなった」
テクノロジーやテック企業の実情について、そのような絶望の声が聞こえてくることが多い。
少し前まで、
「メタバース・仮想通貨・AIが未来を先取りする!」
と言われていたことと、全く対照的だ。
この原因は2つあり、
・テック企業関係者が群れてばかりで、レベルが下がり退屈になった
・出資や数字やデータの羅列ばかりを追いかけ、作り手やユーザの本音を無視して均質化した
かのいずれかである。
要はテクノロジー企業に「資金調達→事業売却」にお金だけ関わる人があぶれ、
作ることや面白いことへの本音が薄れ、
単に群れてしまい、コモディティになったということだ。
現実解。
テック企業の良いところや、データドリブンな文化を、
既存の企業に取り入れ、既存の業界を根本から変えていくほうが、
実は成長をあっさり作れる。
それだけでコモディティにならないことを選べるもの。
追記。
テック企業がリモートを辞めた結果、相対的に古臭くなったのかもね。
テック業界が変に群れて劣化する傾向は、既に10〜15年くらい前からあったことが遠因じゃないかな。
ただし、テック業界の一部でWork From Anywhere at Anytimeを敷いているところは、まだまだ強い。
追記の追記。
テクノロジーを上手く扱う人や組織は、極めてアナログ的に、情に報いている。
boxcox.net、遠藤武。