「コア事業」「サブ事業」をきちんと定義しておくと、自分のパフォーマンスが上方向に突き抜ける。

daily11 スモール分析。

「私の本業は〇〇です!」

そう言い切ることは素晴らしい。

ただしその中に「この仕事は将来性がないので優先度が低い」もあれば、

「これは自分の本業として命懸けでやる!」というものもあるはずだ。

そういう時には、ちゃんと「コア事業」「サブ事業」を明確にしておくといい。

 

例えば弁護士の先生の場合、

・「コア事業」:企業の法律顧問(メインで伸ばす!)
・「サブ事業(または準コア事業)」:法務対応全般(=スポット案件。付帯的に対応する)

と置くことができるだろう。

そのように定義すれば、

「コア事業」の熱意・強みを普段から強調し、

それ以外は「コア事業に絡めとるスタンス」と置いて、

「当事務所は、法律顧問として社長に寄り添います!」

という価値作りができる。

そうすれば、思いを本業に載せることができて、

本音を世の中に届けて、ブレずに人助けすることが可能だ。

コミットメントとは、そうやって上方向に突き抜けることなのである。

 

また、私の場合だと、

・「コア事業」:執筆、経営仕組み化
・「サブ事業」:大企業向けBizDev受任事業(仕組み化・戦略の派生)

と置くことができる。

執筆と仕組み化は、オンラインによる「コア事業」と定義し、顧客の成功を別途定義している。

講演や登壇の類は一切行わない主義だが、遠藤武の背景や本音を知る人を座組みでブーストするために、あえて前提を捻じ曲げて一肌脱ぐこともある。

大企業向けBizDev受任事業は、完全オンラインの「サブ事業」と定義し、顧客の成功を別途定義している。企業往訪は「コア事業の増強に関連する特別講演」のみごく稀に対応することがある(単なる往訪は成功の定義がなく、移動距離や報酬額を問わず全てお断り)。

このように、コアとサブを設定することで、自分の本音と価値を浮き彫りにできる。

本当に大切なことだけに特化して、メッセージを出していくと、

自分の実力を徹底的に発揮していくチャンスがつかめるのだ。

 

現実解。

自分の価値をどこに置くか、どのような誰と関わるか、実力をどう定義するか…で、

同じことをやるにしても、仕事のパフォーマンスはあっさり上下する。

自分のパフォーマンスが上方向に突き進む土俵を、淡々と作れ。

 

追記。

「好き放題言ってもついて来てくれるのだから、目の前の人が心底喜ぶように、楽しく価値をだそうっと!」

土俵を作ってついついそう思えたら、最強であり、最高にゴキゲンだよ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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