生産性を高めるために、愚直に洞察を出していく。

daily11 スモール分析。

生産性向上が謳われて久しいが、その本質は継続的かつ愚直に(そして楽しく)洞察を出すことにある。

単なる目先の作業に時間をかけるだけなら、生産性が低いままだ。

そうではなく、根本的な生産性向上とは、作り手として洞察を出し、前提条件を変えることにある。

 

洞察を作る側に周り、その過程が楽しめるなら、分野を問わず生産性は跳ね上がる。

洞察があれば、独自の切り口の仕組みや作品が成り立つから、既存の前提が入れ替わる。

その瞬間瞬間で、生産性という言葉すら消えるくらい、インパクトが残せる。

 

ブレずに洞察を出すコツ。

映像やSNSやマーケティングなど大人数が関わるメディア分野は、

既存のコンテンツをそのまま鵜呑みにせず、発し手の事実関係や過去から、

どんな本音があるか推定しておくといい。

上司や部下や取引先やお客様などのアナログ分野は、

既存の声をそのまま鵜呑みにせず、相手の立場や価値観から、

どんな本音があるか推定しておくといい。

このブラッシュアップがあると、目先の価値観に踊らされなくなる。

実はこれは、文献の読み方でもある。

 

現実解。

そうやって洞察して、そこから要件を定義していくと、

根本から前提条件を覆して、仕組みを作れる。

プログラムを書いて効率化するにも、実情からの洞察が先だものね。

 

追記。

目先の生産性という言葉に踊らされないようにすることが、生産性を高めるポイントだよ。

 

追記の追記。

この過程で、他人も自分自身も、隠れた本音に出会えるから、存分に楽しもう。

洞察出しは、秘密基地づくりに似ているから。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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