「これは基礎や実力が不足しているな…」
「だから立ち居振る舞いが悪いな…」
そのように、
どことなく怪しさが漂う人は、
そもそも活躍できないか、
何らかの理由で活躍できても、
自分から落ちぶれるまでがテンプレだ。
基礎不足・実力不足を放置したままなので、
強引にラッキーパンチを繰り返そうとして、
ドツボにハマっていくまでが、怪しさの招待である。
要は、本気でも真剣でもないのだ。
本人もその周囲も、やる気があるにも関わらず、
そもそもボタンを掛け違えて進んでいて、
実力不足を認識しないから、
本気や真剣が誤って発揮されてしまう。
せっかく活躍しても、
途中でチンピラ集団と関わってしまったり、
途中で冴えないサラリーマンのように群れてしまったり、
途中で不祥事に巻き込まれてしまうというのは、
必ず「前触れ」がある。
実力がない人が、
途中で見苦しく自己弁護するというのは、
実力不足を認めたくないから素直さを捨ててしまっているのだ。
本来、素直さは実力のうちであるため、この行いは二重にも三重にも愚行なのだが。
これを回避するには、
徹底して素直に過ちを認めたり、
徹底して素直に「明日は我が身」を意識することだ。
昨今、SNSで群れさせられたり、
その中で立ち居振る舞いが悪い同調圧力に騙されたりと、
無対策では面倒ごとが多い。
これは逆に言えば、
すごくスタンダードで品のよい立ち居振る舞いが、
とても貴重な存在であり、
小さな立ち居振る舞いのよさを徹底するだけで、
確実に信頼されるという意味である。
現実解。
人の信頼にラッキーパンチはなく、細かいジャブ打ちが全てだ。
それさえわかっていれば、気位も実力もコンスタントに高められる。
そのような地に足のついた人は、地味ながらも信頼され、
かえって目立つのが今も昔も王道だ。
boxcox.net、遠藤武。