落ちぶれる人の特徴と、そうならない対策。

daily11 スモール分析。

「これは基礎や実力が不足しているな…」

「だから立ち居振る舞いが悪いな…」

そのように、

どことなく怪しさが漂う人は、

そもそも活躍できないか、

何らかの理由で活躍できても、

自分から落ちぶれるまでがテンプレだ。

 

基礎不足・実力不足を放置したままなので、

強引にラッキーパンチを繰り返そうとして、

ドツボにハマっていくまでが、怪しさの招待である。

 

要は、本気でも真剣でもないのだ。

本人もその周囲も、やる気があるにも関わらず、

そもそもボタンを掛け違えて進んでいて、

実力不足を認識しないから、

本気や真剣が誤って発揮されてしまう。

せっかく活躍しても、

途中でチンピラ集団と関わってしまったり、

途中で冴えないサラリーマンのように群れてしまったり、

途中で不祥事に巻き込まれてしまうというのは、

必ず「前触れ」がある。

実力がない人が、

途中で見苦しく自己弁護するというのは、

実力不足を認めたくないから素直さを捨ててしまっているのだ。

本来、素直さは実力のうちであるため、この行いは二重にも三重にも愚行なのだが。

 

これを回避するには、

徹底して素直に過ちを認めたり、

徹底して素直に「明日は我が身」を意識することだ。

昨今、SNSで群れさせられたり、

その中で立ち居振る舞いが悪い同調圧力に騙されたりと、

無対策では面倒ごとが多い。

これは逆に言えば、

すごくスタンダードで品のよい立ち居振る舞いが、

とても貴重な存在であり、

小さな立ち居振る舞いのよさを徹底するだけで、

確実に信頼されるという意味である。

 

現実解。

人の信頼にラッキーパンチはなく、細かいジャブ打ちが全てだ。

それさえわかっていれば、気位も実力もコンスタントに高められる。

そのような地に足のついた人は、地味ながらも信頼され、

かえって目立つのが今も昔も王道だ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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