特に目の前のことに疑いもなく生きていると、
なんとなく無言のうちに消極的な状態に陥る。
無気力でどうしようもないとまでは言わないにせよ、
「微弱なアパシー」と言っても良いかもしれない。
この状態は、頭を使わず、知的好奇心のない状態だと言っていい。
「目の前の多数派が正しい」
そう何となく刷り込まれて思っていると、
いつのまにか年数だけ経って、
「あのときああしておけばよかった…」
となってしまうんだよね。
否、あのときああしておけばよかったと後悔できるだけ、まだ人間として健康的だ。
本当に年数だけ経っている人は、
ずっと「微弱なアパシー」から抜け出せないし、
後悔するという自覚症状も全くない。
現実解。
後悔できる人は、実は積極的に学んでいる人だ。
後悔こそ根本的に学んで変わるための大チャンスなのだから、
後悔して小躍りするくらいでちょうどいいし、
何より多数と違った視点だからこそ、日常が刺激的になるなる。
boxcox.net、遠藤武。