メンタルをやられてしまう状態には、
極力入り込まないようにしておく。
そのためには、
・すぐに離れて負の影響をゼロにする
・ジワジワと離れて負の影響をゼロにする
という2択を徹底するしかない。
甘んじて「ダメージを受け続ける」のは、
心と身体を蝕んでしまい、
味方してくれる人がいても、
そのありがたみに気づけず、
自滅してしまうのだ。
ほかの全てを捨ててでも、
確実に優先させておく必要がある。
毒親や自称友人といった不理解者からは離れる。
自分のレベルに合わない低い学校や職場は辞める。
それが無理なら、
一気にビッグバンのように全部を変えなくてもいいから、
少しずつジワジワとゼロに近づけていくだけでいい。
そのために、まず、
自分が現状を解釈している方法を、
自分から変えるのである。
「現状の嫌な状態とは【レベルアップするための仮の姿】であり、成長物語の材料だ」
と、現状に対して主体的にレッテルを貼ってしまうのだ。
「何かがうまくいく」とは、
苦難・失敗→解決策→成長物語
という流れだと、
フィクションでもノンフィクションでも相場は決まっている。
一気に変わる流れもあれば、
ジワジワと変わる流れもある。
ということは、
自分で解決策を不格好でも用意するしかないのだ。
そこに偶然があるかもしれないから。
例えば、
抗生物質のペニシリンは、
黄色ブドウ球菌を培養していたシャーレに、
青カビの菌が混入してしまったことで、
青カビが育った箇所にだけ黄色ブドウ球菌が無いことに気づき、
世紀の大発見につながった。
これは通常ならコンタミネーション(混入、コンタミ)という失敗であり、
現代の製薬や食品業界やバイオテクノロジーでは絶対に起こさないことだが、
このような失敗があったからこそ発見に繋がった。
あなたが世紀の大発見を狙うかはさておき、
「自分個人としての世紀の大発見」
であれば、素早く素直に気づくことで、
コンスタントに繰り返し実現することは可能である。
自分の主観100%で「これだ!」と思えるものを、
読書で掘り当てるのだ。
その過程と比べたら、
毒親から離れることは掘り当てる手段になるし、
レベルの低い集団から離れることも掘り当てる手段になる。
一気に離れてしまってもいいし、
騙し騙し学びながら離れてもいい。
その過程を「掘り当て」に定めればいい。
非常識かもしれないが、
現状に別なレッテルを貼って、
前提を変えてしまうのは、
目標を明確にしたら、
やり方は無数にあると気付く手法だ。
現実解。
疲れたメンタルを愛でて休むことさえ、
実は必要なルートになりうる。
どんなやり方やルートがあるかは、
目標を定めてから実験して探ればいい。
仮に失敗しても、
失敗から思わぬルートに光が当たるから。
boxcox.net、遠藤武。