やたらと承認欲求ばかり強く、素直さに欠ける小粒な人が、経営者や個人事業主(ときに営業マン)に多い。
これは「もうこれ以上は無理だから勘弁してね」という饒舌な言い訳が、口だけでなく毛穴からにじみ出ているのだ。
生存本能から逆算すれば、事実を素直に受け入れることができないのは、それだけ現状維持してでも生きたいという執着があるのである。
現実解。
とても逆説的だが、執着を手放したり、アンタッチャブルやタブーを乗り越えることだけでしか、人は成長できない。
成長できない時点で生きながら死んでいるのだから、邪魔な執着心を素直さに転換してしまうと、生存本能を有意義に活用して本当の自分を生きられる。
ボックスコックスネット、遠藤武。