生成AIの発達で、系統的な学問の重要性が高まっている。

三行世界。

「生成AIがなんでも教えてくれる!純粋な知的好奇心が既存の学問のあり方に勝ち、生成AIで自由に学べる!」

このような発言を複数見かけるが、これは実は誤っている。

学問分野や専門知識には一定の系統性があり、その構造を理解していないつまみ食いは半端者で終わるためだ。

 

教養学部という、理系と文系の垣根がなく基礎分野をあまねく扱い、研究できる人を少人数で養成する大学にいたから言ってしまうが、

系統的な学問の構造を保ったまま、柔軟な知的好奇心をとても重視していた。

 

あまり知らない人は「なんでもありのカルチャーセンターである」のように言い出すが、それは単なる無知であり、

本質は基礎重視でとても保守的だが、極めて柔軟で革新的という伝統まで持ち合わせることが答えだ。

 

現実解。

知的好奇心が重要なのはその通りだが、それは大昔から同じ。

かつ、既存の学問の系統性は「ドメイン知識のあり方」でもあるため、自由度だけ増すとつまみ食いで終わる。

だからこそ、かえって系統的な基礎が重要になり、それを有しているだけで楽勝しやすくなるのだ。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・社長向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています。

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて「仕組み化とデータ分析」の見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年2月に60回を超え、同誌における単独連載回数の記録を更新中)

・中央経済社より、今夏に書籍発売を予定しています。

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