現状では何も出来ないと感じたときは、
「ミニマリスト」になったと思い込んで、
物事を極限まで小さく回してみるだけでいい。
いま現在で回せる資金や資材や人材の総量が小さくとも、
そんなことはお構いなしに、徹底して自分の納得の行くまで、
ひたすら知識を調達することだ。
このときのポイントは、
「今までの方向性の延長で物事を覆してやろう」
と、テクニカルに鼻息を荒くして考えることではない。
「今までの方向性の延長で物事を覆してやろう」
と、テクニカルに鼻息を荒くして考えることではない。
とにかくミニマルに、自分の溜飲を下げるためだけに、
新たな知識や光の当て方を調達することである。
「自分の溜飲を下げることの行き掛けのお駄賃として、
世の中のどういう未解決な問題を掘り起こして再定義し、
新たな価値を与えてしまえるか?」
この発想が、知識調達のすべてである。
ただ単に知識を積み上げるのではなく、
まだ世の中で表現しきれていない物事を、
失敗しながら表現するのである。
門外漢の知識の鉱山に乗り込んで、
自己満足ドリブンで失敗しながら掘り起こす行動そのものに、
気分でも実利でも価値を見い出せば良いのである。
自己満足ドリブンで失敗しながら掘り起こす行動そのものに、
気分でも実利でも価値を見い出せば良いのである。
キャッシュリッチや専門知識リッチだからこそ見落としてしまう盲点が、
世の中や人の心には不可避的に存在し続けている。
「失敗できない」という心の壁がこれだ。
実のところ、とにかくさっさと小さく失敗して乗り越えてしまえば、
自ずと溜飲は下がっていくんだよね。