データ分析ここだけ話。

daily13 事実の直視。

生成AIの発達で、未熟者は消え、かえって正統派のアナログ強者が目立つようになる。

生成AIの発達が目覚ましい中、「コンサルはもういらない」という声が目立つようになった。これはその通りであり、上位0.1%以内に収まらないその他大勢のケースは、ニセモノや未熟者として、AIに互換されることになる。例えば、・事業計画の制作代行し...
daily13 事実の直視。

3行定点観測その11:生成AIの弱点は、それ単独で人間関係や物理現象を作れない事実。

生成AIツールの発達が目覚ましく便利であるが、だからこそ事実をありのまま直視しよう。生成AIの実力は、品質が高い(と思われる)まとめサイトやwikipediaどまりである。ビジネスに使うにしても、物理的な製造・制作や、人間関係が軸となる商流...
daily13 事実の直視。

デジタル化すればするほど、アナログが目立つ。

生成AIのChatGPT o1 Proの精度がとても高いと評されている。これはつまり、今までなら内容の甘かった最大公約数的なコンテンツを、品質を高めて粗製濫造できるということだ。現実解。とすれば、デジタルで際立つ価値は、とてもアナログな人間...
daily13 事実の直視。

日本で起業や独立する人が多くないのは、単に勝てないから。

日本で起業や独立する人が増えないことを嘆く人がいるが、これは起業や独立という手段において「本業を作れず勝てない」ことが理由だ。正直に告白するが、私はもともと独立する予定は全くなかった。にも関わらず独立したのは、単に「勝てそう」という感覚に足...
三行世界。

3行定点観測その10:生成AIが使いづらいのは、文脈とドメイン知識の不足。

生成AIが活用しづらい人、活用しやすい人と立場が分かれるケースが多いが、これはつまるところ、活用する上での文脈とドメイン知識がセットされていないだけである。どんな優秀な経営人材でも、その企業の置かれた立場という文脈や、企業固有のドメイン知識...
三行世界。

3行定点観測その9:生成AIはデータ分析に不向きだが、データ分析の補助ならできる。

だんだんと判明してきているが、生成AIはデータ分析に不向きである(BIツールには勝てない)。生成AIにデータ分析をやってもらうのではなく、データ分析に用いるExcel関数やマクロ(VBA)のコードを書いてもらう技術面や、出てきた分析結果につ...
daily13 事実の直視。

データ分析のカギは、大規模化を気にせず、独自性をぶつけること。

データ分析は、そもそもデータがなければ成り立たない「枯れた技術の水平思考」が必要な分野だ。大規模なデータを分析する技術そのものは、線形代数や解析学を基礎とした統計学や確率論に基づいている。いっぽう実際の分析は、まず事業の理解(ドメイン知識)...
daily13 事実の直視。

中央経済社note(連載第10回ここだけ話):異分子であれ!はコモディティ化回避策。

しばらく前に、キャリアに関する記事のタイトルで「異分子であれ!」と書いた。これを生々しく言えば「異分子でないなら、コモディティにならざるを得ない」である。例えばベンチャーのCFOは、普通にやるだけだと「資金調達と資金繰り」で終わってしまい、...
daily13 事実の直視。

行動して結果を残すとは「点を打つ速度と量を上げて、線や面をつくる」こと。

行動の量と質を順次上げていくことが、仕組み化のポイントだが、この本質は「点をたくさん打って、線や面をつくる」ということと同じだ。これは、画家のゴッホが自画像で用いた、点描という技法と同じである。1つ1つの筆触から離れ、全体として観ると、色彩...
daily11 スモール分析。

コンセプトの作りかた:世の中にありふれた物事をヒントにする。

「『コンセプト』という言葉を遠藤さんはよく使いますが、コンセプトの作り方のコツはあるのでしょうか?」以下に、私がコンセプトを作るときのポイントをまとめよう。「コンセプト」という言い方が難しい場合、価値・勝ち・価値観を束ねる「カチコピー」と呼...