行動して結果を残すとは「点を打つ速度と量を上げて、線や面をつくる」こと。

daily13 事実の直視。データ分析ここだけ話。daily7 仕組み化。

行動の量と質を順次上げていくことが、仕組み化のポイントだが、

この本質は「点をたくさん打って、線や面をつくる」ということと同じだ。

 

これは、画家のゴッホが自画像で用いた、点描という技法と同じである。

1つ1つの筆触から離れ、全体として観ると、色彩の鮮やかさが明確に伝わるのである。

当然ながら、近づいて見てみればひとつひとつの点であるからこそ、細部まで能動的に鑑賞する意味がある。

 

実際に仕組みづくりで行動する際も、細部の1点1点について質・量・スピードが確保されることが全てであり、

その結果として全体像がつくられていくと捉えれば、点描の絵と同じだと思って差し支えない。

これは営業やマーケティングでも、マネジメントでも、本質は同じことである。

 

現実解。

とはいえ、無理して渾身の仕組みをつくろうとカリカリする必要はない(そのような場合、リキんでしまいうまくいかない)。

全体像の方向性(例えばMVVや目標設定といった条件付け)があるからこそ、普段の行動の質と量とスピードが高まってくるのである。

事実をありのまま認め、それを良くする方向性さえ掴めれば、全ては思いのほかやさしい。

 

追記。

データ分析も、ひとつひとつは点にすぎないデータを扱うから、本質は仕組み化と同じ。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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