ビジネスでも、試験の難易度でも、中堅どころは上位互換される。
コンサルティング会社で言えば、中堅規模までだと、
大手群のジェネリック版(あるいは廉価版)か、
実態は派遣会社やSES(IT技術者の人出し)もどきか、
日本だけでしか通用しない手法を、半端な規模のオーナー企業向けに売る営業会社どまりだ。
これらのコンサルのビジネスモデルは、事業のゼロ立ち上げからの急成長経験があれば、超少人数であっさり上位互換できてしまう。
試験勉強で言えば、最難関の高校入試問題(中学入試をメインとする最上位私立高校のうち数校)では、
大学入試問題になぞらえると、英語の試験の難易度で言えばマーチ関関同立と同じくらいだと知られるようになった。
最上位の中学入試や高校入試を経た人からは、その難易度をもって該当の大学群を「中堅レベル」と評価している。
というのも、ここで述べたレベルを超えるトップ層の大学は、さすがに最難関の高校受験の英語の入試問題では歯が立たず、
更にトップ層であっても、大学入試の英語だけでは、議論や執筆やプレゼンといった格式のあるアカデミックスキルは身につかない。
これ以外にも実例は多くあるが、典型的なものはこのような具合だ。
トップ層は、そもそも尖った特徴を生かすゆえにトップ層であり、独自性が出せると覚えておこう。
現実解。
実のところ、このように見ていくと、勝てる要素とそうでない要素を区別できる。
勝てるところから攻めていくためにも、自分にとっての上位互換を探り当てるといい。
そのほうが、なんらかの形で上位やトップに立ちやすくなる。
boxcox.net、遠藤武。