嫌なことやしんどいことがあったら、
「よし、成長できた!」
と言い聞かせてトリガーすればいい。
これは応用行動分析の「先行条件」「先行事象」づけだ。
不要で理不尽なことは、二度とやらなくていいが、
必要なことは、成長するための負荷だと捉えるのだ。
大多数の人は、
「嫌だな…」「しんどい…」
とついついそのままトリガーしてしまう。
これを「成長」で上書きしていくのだ。
「よし!成長のために、いっちょやるか!」
そのようにファイティングポーズを取るのである。
最初は、ポーズだけでいい。
真似しかできなくていい。
真似から入るのは、
データの読み取りであり、
手順として正しい。
真似なしは、データなしだ。
読み取るには「ロード時間」が必要だから、
負荷がかかっていいのだ。
鏡を見て、かっこつけて、
憧れのあの人のフリをして、
決めポーズを取るだけでいい。
とてもバカらしく、
気恥ずかしいかもしれないけれど、
まさしくこれが「ロード時間」であり、
バカらしい、気恥ずかしいという負荷が掛かっているから、
その逡巡や違和感を「ロード時間」と捉え、
「よし、負荷がかかって成長できた!」
と理解するのは、すべて正しいのだ。
言うまでもなく、
筋トレは負荷がかかっている。
勉強も行動も、
失敗から学ぶことも、
同じく負荷がかかっている。
それを素直に認めるのだ。
たったそれだけで、
日常が面白くなったり、
実力が成長したなら、
バカの勝ち。
現実解。
他ならぬ、自分のご機嫌を取るのだから、
それくらい負荷がかかっていい。
追記。
何より、バカなことを成長のためにやるのは、
ある種のタブーを攻めるから、面白い。
boxcox.net、遠藤武。