「高い!」と感じるなら、黙って買わなければよろしい。

daily13 事実の直視。

色々な物やサービスには値段がある。

その中でも「高い!」と感じたものは、

いちいち「高い!」と理屈っぽくクチにせず、

黙って買わなければいい。

 

モノやサービスの値段には、常に意味がある。

ヘナチョコな人が、値段だけ見てついつい「高い」と答えてしまうのは、

「私は意味を知らずおつむが回りません」という自己紹介であり、

理路整然とした大間違いである。

ヘナチョコが「高い!」と言った価格について、

「頂点だ!とても素晴らしい!本当のお得!」

と納得し、継続して買っている人がいる世界に気付けなくなる。

「頂点だ!本当のお得!」という関係者から、

「コイツは知らない上にかわいげがなくてダメだな」と評され、

二度と声がかからなくなるまでがテンプレだ。

 

事実をありのまま囁こう。

「高い」と感じるものをピンポイントで買って普段使いすると、人生のステージが上がる。

このコツは、ドン引きするくらい値段が高い物で、かつ圧倒的な価値のあるものを買うことにある。

私の場合、祖父が使っていたボールペンブランドの最高級ラインを買った。

最初の印象として、単なる文具機能に十万円規模は高すぎて、普段使いがおっかなびっくりだった。

しかし、それは一瞬で「頂点は高くみえて実は安い!」という確信に変わった。

面談するとき、年齢が自分よりはるかに上のエグゼクティブはちゃんと見ており、

そのペンに注目してくれたことが多々あったのである。

そこから信頼されて話がひろがるのだ。

人によっては、使い込み具合もみており「なるほど」と実感した。

今は、そのペンとは異なる観点で過ごしており、

私の独自の物事についてペン以上に注目してもらえるが、

その基礎は20代のときに肌身離さなかったペンにあったことは、

強調してもしすぎることはない。

 

現実解。

モノの値段には、必ず意味がある。

これを心底理解し活用できるからこそ、ステージが変わる。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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