ビジネスにおけるニセモノは、自分の土俵を偽装建築しており、ひどい場合はそれを偽装建築だと意識せずやっている。
ウェブ上で大口を叩く割に、実は中身がないステマ野郎から、情報商材を扱う困ったちゃんのケースまで、
規模の大小問わず、古今東西問わず、ニセモノは昔から全く同じ性質だと言っていい。
そんな連中の特徴は、
「ごめんなさい」が言えない
という、ダサい老害ムーブだ。
断っておくが、20代でも後期高齢者でも、老害は存在する。
令和の今、グレーゾーンを突いてアコギな動きをしていると、世の中から追放されるまでになった。
それだけ、実力主義が浸透したと言っていい。
その理由は「起業」「独立」のリテラシーが、スタートアップという言葉の影響で向上したためだ。
起業とは「会社法や金融商品取引法や商法というルールに沿って行う、『信用第一の土俵』で取る相撲」である。
これはつまり、自分に有利な土俵を作って大活躍することが全てだからである。
既に多数の実力者や成功者が100万回は述べてきていることだが。
これはつまり、嘘やステマは土俵の偽装建築であり、断じて許されないということだ。
四股を踏むどころか、整備した段階で崩れてしまう土俵に、何の価値もない。
事実として、実態と異なる内容で誤魔化し続けた人や、自然の摂理に反してまで嘘をついた人は、
土俵が自壊していくまでがオチなのである。
現実解。
対象となる人や組織について、背景・交友関係・本質的な知的レベルやEQを鑑みて、
「どれだけ誠実でかわいげがあるか」を把握しておこう。
その人が公の場で部下の代わりに「ごめんなさい」を言えるかどうかがポイントだ。
それだけで、ニセモノか否かを判別できる。
ボックスコックスネット、遠藤武。