リベラルアーツという基礎分野が「教養系」とラフに語られることが多くなったので、リベラルアーツを根幹に敷く教養学部出身の立場から明確にしておこう。
教養の本質は、「人文科学・自然科学(数学や工学も含む)・社会科学の基礎分野全て」を、「丁寧に手間暇かけてカバーする」ことである。
「文系」「理系」と壁をつくるケースや、「学際系」のように薄まったり、「国際系」と断片化するケースや、やたら人数が多く手間暇をケチるケースは、これに該当しない。
現実解。
それくらいまで学びが本音に基づいていない限り、「教え養う自由な学芸」とは言えないものね。
ボックスコックスネット、遠藤武。