昨今のお笑い芸人の背景や学歴を見て、
「お笑い芸人は昔のように中卒や高卒のオモロイやつが成り上がる手段ではなくなった…」
と述べる人がいるが、落ち着いて事実を見よう。
かつて伝説的な人気を誇ったテレビ作品には、
プロデューサーや構成作家やCM作家に、
当たり前のように高学歴人材があり、
コンテンツの数学も理科も社会も多用されている。
中卒や高卒のお笑い芸人自体が、
そのような高学歴人材に引っ張り上げてもらうことも、当たり前だった。
現実解。
芸人としてオモテに出るか、かつてのように裏方に回るか、選べるようになったというのが事実。
直感的に言えば、「人口に膾炙するには、学歴(アカデミックスキル)や基礎学力も、それがない状態も、どちらも想定が必要」と言える。
追記。
とはいえ、テレビが弱くなった関係で、裏方もだいぶ弱体化したけども。
そもそも、面白いコンテンツが書籍含めて一気に増えたというのも事実かな。
ボックスコックスネット、遠藤武。