これは一定レベルを超えると経験することなのだが、
壁に見せかけたチャンスが到来する。
この時は、壁をありのまま受け入れるといい。
嫌な相手から理不尽な扱いを受けたり、
とつぜん足を引っ張られたり、理屈ではない変なことが起こるのだ。
一方で、自分を応援してくれる人とは、確実に関係が強くなる。
理屈ではない依怙贔屓も同時に起こると言っていい。
これは、成長のために必ずやってくる現象であり、
「現状維持を終わらせろ」というシグナルだ。
このとき、直感のままビビってしまうと元の木阿弥だから、
直感に反して今までと逆に考えてみよう。
具体的には、既存の周囲の人たちと価値観が合わなくなったという状況を疑えばいい。
成長して、自分の行動も立ち位置も稼ぎも変わったゆえ、
そもそも話が噛み合わないのだ。
とすれば、周囲はあなたが妬ましくなり、
関わり方がギクシャクしたものにならざるを得ない。
このとき、理不尽な仕打ちこそ、とても自然なのだ。
成長すると必ず起こることだから、
これは事実ありのまま噛み締める以外にない。
そうやって腹落ちすると、
成長が止まったまま現状維持する人とは、
今後関わることがなくなる。
現実解。
自分のレベルが上がって、話が噛み合わない場合は、
成長痛のごときチャンスであり、ありのまま受け入れて淡々と別次元に進もう。
その先で、別な世界の人と全く別な形で仲良くなれるから、心配はいらない。
ボックスコックスネット、遠藤武。