「仕事が嫌だ」や「配属ガチャが怖い」の壁は、英強数強になれば消える。

daily14 壁。

「仕事が嫌だ…」「本当は営業に行きたかったのに…」

若手でこういう壁に悩むケースは今も昔もあるが、令和の今はさっさと見切りをつけて退職する人が増えている。

ただし、職歴や実績がとても薄く、辞めた先が見つからないとか、退職を繰り返してキャリアダウンする悩みも尽きない様子だ。

 

この悩みは、大卒やそれ以上の就職や転職で、医師・弁護士・公認会計士などの難関国家資格がない場合、

・英語で議論とプレゼンと論文執筆(つまり研究や知的生産)ができる
・統計学の利活用に必要な大学レベルの数学やデータ分析をわかっている

という、「英強」かつ「数強」で解消するケースがとても多い。

これはいわばアカデミックスキルであり、知的生産(論理的思考と既存の論理を疑う懐疑を含む)の基礎である。

この素養が、頭を使うケースの全方位で尊ばれるのだ。

教養も研究も、キャリアを上げる就職や転職に必要なものも、とてもシンプルなのである。

 

とても表面的な話をすると、

上記を満たす英強であれば、少なくともTOEICのスコアで困ることはない800〜900点をあっさり取れるし、

上記を満たす数強であれば、SPIなどの筆記試験も問題なく及第点に達するはずである。

これらは、アカデミックスキルの本質である議論や執筆やリサーチからすれば、素養の断片としてあっさりクリアできる。

 

知的生産の本質は「アカデミックな文脈での英強かつ数強」にある。

事実をありのまま言うと、合格し入学した大学名をいくら誇っても、

大学の学びでこのような本質が備わっていない限り、

いくら入学大学を誇ろうとも、就活やキャリアで割を喰うことになる。

入学大学(=合格大学)のレベルを取り上げて、人の水準を品定めする発想は多々見かけるが、

本質を無視してしまうのは、単なる実力不足だ。

(あるいは、入学大学の教育研究の仕組みが貧弱だと事実を認めるしかない。)

一定レベルを超えていれば、英強かつ数強は当たり前であるのだから。

 

現実解。

仮に英強かつ数強になれなかった場合、大学という地の利を生かしたキャリアはあっさり諦め、

土俵のレベルを下げて楽勝できる分野を探し、そこから相対的に壁の低い分野を攻めるほうがいい。

少なくともそのほうが早く目的地につけるはずだから、素直にやるべきことをやればいいのだ。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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