無理に自力で壁を超えようとしない超え方も、一つの手である。

daily14 壁。

単に壁を超えようとすると、どうしても大変だというケースがある。

この場合、無理に壁を超えるのではなく、一旦放置してみるのも手だ。

その分、得意技で大活躍していれば、いつの間にか壁を超えるケースなど多々ある。

 

私の場合、商業執筆と商業出版をやりたいと思っていた矢先、とても有利な連載があっさり決まってしまったのが3年前である。

つながりから実力を認められ、時流に乗っていたことによるものだが、企画書は1枚どころか1文字も書いていない。

私のための企画となる、データ分析と仕組み化を掛け算した連載の場が、そのまま用意されていた。

しかも、私が20代後半で投資価値評価の新規事業を立ち上げる際、さんざんお世話になった上場出版社である。

自分の名前をひっさげる上で、これ以上の有利な土俵はどこにもないと確信した。

自分の得意技で活躍した結果、あっさりと壁を超えてしまったのだ。

当時は独自商材が売れ始めたので、頑張って企画を作り出版社10社や20社に送付することも考えていたのだが、

その必要など一切ない最高の空間ができたことに、ご縁の不思議なチカラを感じた。

つまるところ、自分で解決しようとしても超えられない壁は、実力あるもの同士で誰かに導いてもらうことも大事なのである。

 

現実解。

無理に自力で壁を超えようとするより、信頼できる他力を使うほうが、とてつもない効果があるケースは数多い。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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