面倒見の良さ。

daily4 方法論。

マネジメントとマーケティングに、等しく必須な発想だ。

楽しく学ぶことと行動すること全般にも、共通している。

まずは「自分への面倒見」を良くすること。

現実解。

自分の面倒見を良くしてやることで、
初めて他者への面倒見が良くなる。

挨拶したり、ちょっとした気遣いが出来るというのは、
自分に面倒見を良くしているからこそ、自然と出てくる。

要は、自分をバランスよく愛して面倒見を良くすることで、
周囲への気配りとして他者への面倒見の良さが出るということだ。

「学ばない、行動しない」ための負の理由付けや、
コンプレックスを誤魔化して口先に逃げていることは、
自分への面倒見を圧倒的に悪くしている人の典型例である。

自己愛や自己アピールや自己弁護が過ぎる人は、
自分への面倒見がいびつなのである。
その結果として、他人が何を求めているかということを理解しない。

顧客が何を求めているか理解しないのでは、マーケティングどころではない。
従業員が何を求めているか理解しないのでは、マネジメントどころではない。

それどころか、自分が何を求めているのか理解しようとしないのでは、
何も学べないし、何も行動できないのと同じだ。

この状況を打破するには、自分への面倒見の良さを、
愚直なまでに大事にするしかない。

直接人から教わるもよし、本から教わるもよし。
出来ることはお金を払って、さっさと真似してみる。
「無理かも?」と感じたら、学んで行動して別ルートを創って逃げる。

不行動や不勉強に逃げるのは、その他大勢の得意技である。
事をなしたいのであれば、その他大勢と同じように勝手に諦めず、
その他大勢と根本的に異なる形で動くだけでいい。

その他大勢は、正直言って常に面倒見が悪く、全てにおいて目が粗い。

教育や学校でも、ホテル業界でも小売業界でも、
それどころか普段のコミュニケーションでも、
実のところ全然変わらない事実である。

面倒見の良さを軸に学んで行動することが重要だと気付ければ、
自ずときめ細やかになり、強みが浮き彫りになるんだよね。

boxcox.net
遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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