体調不良対策。

daily4 方法論。

体調不良を理由に使うことをやめれば良い。

他に何も出来ないように見せかけて、

実は水面下で物事は動かせる。

現実解。

やりたいこと・やるべきことがある中で、
体調不良に悩まされるというのは、
強引に休んで、事実を直視しなさい
というお告げと捉えればいい。

まず物事の51%以上を変え、
自分に有利な環境を創ることが必要だ。
震え上がりながらでは何もできないので、
ひたすら真似して学ぶ。

疲れを回復させるために、選択と集中を行う。
お金を払ってでも思い込みを排除し、
環境づくりを優先させる。

そうとう強引にでも、
常にやっておく必要がある。
これは当事者意識があれば、
必ず果たしていることでもあると言っていい。

自分に有利な環境がない状態を放置し、
常識を疑わないというのは、
単に勉強不足であり、
当事者意識が足りていないだけの話だ。

体調不良と並行して、
無駄に不安を感じて当事者意識を捨てたり、
心理的ホメオスタシスで、
元いた場所に出戻りするケースはよくあるのだが。

究極的に言えば、不安に関連する体調不良は、
・次やることが見つかっていない場合=今の常識に籠もっているだけ
・次やることが見つかっている場合=正しい反応
の二択でしかない。

私は立場上、
「体調不良やストレスに悩まされています。」
という相談を受けることが多い。

その場合、
自分がどうありたいかを見定めて、
その実現のために事実と向き合い、
別な常識を学んで仕入れるといいですよ。

とアドバイスをしている。

相談者の方々が見て経験してきた、
過去の物事は全て正しい。
どんなに苛烈な出来事であっても、
活かしきれば全て良さにつながる材料である。
材料を基礎に据え、
別な常識を仕入れ、
愚直に言葉と行動に移していく。

ひどくシンプルかもしれないが、
それ以上の肯定的な行動はどこにもない。
ひどい過去を活かし切る爽快感は、
唯一人間だけが楽しめる心の浄化だ

物事をレベルアップして上書きしていく以上に、
心をスカッとさせる方法はない。

ここで例を挙げよう。
日本のオーケストラのトランペット首席奏者で、
激務をこなしていた人がいる。
ある朝起きたらストレスで突然半身が麻痺し、
楽器を演奏できなくなり、
どう練習し直しても音が戻らず、
そのまま死のうかと思い悩んだ。
その後心機一転して徹底して鍛え、
指揮者に転じ活躍している。
始まりは合唱の指揮。
オペラの合唱パートの指揮や、
音大生オケの指揮を経て、
『題名のない音楽会』に出るまでになっている。

この例のように、
トランペット奏者から指揮者に転じるというケースは、
正直に言って絶望的なほどハードルが高い。
一言で言えば、絶対に無理である。
更に、管楽器だけしか出来ない人よりも遥かに価値が高い。

そんな方が指揮者としてブレイクする直前。
トランペットを何回か教わったことがある。
単に奏者としてしか教えられない人よりも、
遥かに直感的で、音色が一発で好転するインパクトがあった。
目に見えない形で、明らかに差が出ている好例と言っていい。

体調不良で身動きが取れないからこそ、
目に見えないところ(=自分が知覚している物事や知識)から、
先んじて少しずつ物事を動かせばいい。

体調不良など言葉尻で気にせず、
水面下で「それでも意思は動いている!」
と、強気に言い張るくらいでちょうどいい。

体調不良の晴れ間で身体と頭が動くときに、
ふと動けただけでも儲けものなのだから、
単に出来ることだけやればいいということだ。

辛さの中の小さな成功体験は、
確実にプラスをもたらす。

本当に望む目標を本気で定めていれば、
体調不良すら愛おしくなるんだよね。

boxcox.net
遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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