無自覚なネガティブの前向き化。

daily5 爽快感。

自分のネガティブを、無自覚に他者に出す必要はない。

ネガティブは、現実を認めているという、立派な材料だ。

立派な材料で着飾って、カッコつけるポーズを取ることなんだよね。

 

現実解。

ネガティブとは、
「本当はかっこよくありたいけど、現実は違う…」
ことを、自分で認識しているから出てくる。

自分で事実を事実として認めているのだから、
それをネガティブな言葉としていちいち出さず、
「ネガティブだと思っていた中に、良さや有利はどれだけあるか」
を、まず見つめればいい。
自分の見つめ方が足りないと感じるなら、
前向きにしてくれる本やテキストを、
思いのまま読み漁ればいい。
自分だけのネガティブ対策は、まずそこからだ。

他人がネガティブを出してくるときは、どうするか。
いちいち相手にしないだけでいい。
初対面の人であれば、二度と関わらなくていい。

気分を下げてくる人と関わらない。
たったこれだけで、スッキリできる。

 

「前向き」の話。

「前向き」とは、かっこつけるポーズである。
常にかっこつけるようにしていれば、ネガティブにはならない。

ネガティブな言葉遣いとは、ヨレヨレの服で、衆目に晒されることと、同じである。
要は、自分から嫌な思いに晒されに行っているのだ。
よっぽど変わった人や場面や役割はさておき、ネガティブな言葉遣いは、嫌な気分を相手に押し付けてしまう。
ネガティブなまま「対等に相手をしてくれ」と相手に求めるのは、まずヨレヨレの自分が可哀想だ。
ヨレヨレの自分が可哀想だからこそ、相手は「可哀想に…」と思って、あなたを避けてしまうのである。

かっこつけるポーズに集中していれば、たとえ今この瞬間がヨレヨレでも、心まではヨレヨレにはならない。
ポジティブな言葉遣いは、前向きに成長するための、楽しくなるポーズの決め方だ。

無意識にネガティブが出てしまい、
それを共感してもらえるように出せないのなら、
まずは自分で「どう着飾ると楽しいか」を問うて、ポージングするといい。

「なぜネガティブなんだろう…?」
という理由付けに逃げるのではなく、
着る服を気分がいいものに変えるがごとく、
かっこいいポーズを取るがごとく、
言葉遣いを変えるほうが、ラクだと気づこう。

着飾らず素直に言えば、ネガティブはポジティブの入り口。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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