イラッと来るということは、
その分野についての感性が超鋭いということだ。
直接的にイライラを出して戦うのは、
道端で突然ケンカを始めるのと同じで、
誰でもできる愚行に過ぎない。
そんな時は「このイライラを共感される価値に変える」と腹決めすればいい。
世の中のすべての商品やサービスは、
過去の誰かがイライラを解消するために作ったのである。
音楽も小説も同じだ。
そう捉え直せば、
目の前のイライラにイライラで反応するより、
目の前のイライラに別ルートを描いて、
感性をイライラ解決に持ち込んだほうが、
イライラに素直に向き合っていることになる。
素直に向き合うほうが、
すべてにおいて本質的にショートカットできる。
遠回りに見えても、実は近道なんだよね。
大多数は常識的に近道を探そうとして、
一生遠回りさせられるのだから、
別ルートのありがたみに気づけるだけで、
生気が漲るんだよね。
boxcox.net、遠藤武。