感情と勘定。

daily8 少数派と多数派。

ヒト・モノ・おカネ・情報について、

特に情報の要不要を、

徹底して「感情と勘定」に絞ることが、成長戦略の入り口。

成長したいなら、必要なことに絞らなくちゃ。

 

現実解。

感情と勘定では、いちばん原始的な情報の言葉を大事にしよう。

 

自己紹介するとき「私は売れていませんが」「お金を稼ぐのがヘタですが」と不要な前置きをする、

貧乏暇なし零細企業の自称経営者は、率直に言って少なくない。

 

この言葉は「売れていない事実を認めて行動するのが怖いけど許して甘やかしてほしい」と事実を誤魔化す、勇気のない屁理屈である。

「これから売れるために、事実から逆算して行動を変えていこう」と素直に受容することの真逆だ。

要は、すべては勇気の問題なのだ。

 

ビジネスとはシンプルに言えば、お客様へのメリットを打ち出し、対価を頂く行為だ。

いくら理屈をつけても、勘定だけでなく感情でもメリットを感じなければ、

次のステップには絶対に進めないのである。

 

単に理屈と事実で自己紹介をしているだけでは、

ビジネスをゼロから始めるときに「わたしには実績がありませんが…」という、

不要な枕詞がついてしまい、率直に言ってビジネスは成立しない。

 

本音の感情と、お金の勘定がマッチするポイントにこそ、

お金が集まるのであって、これは理屈だけでは導き出せない。

今までの実績が無関係とは言わないが、対価を明確に上回るメリットへの期待感を顧客が感じれば、

勘定と感情がマッチし、実績につながるという矛盾が、事実として存在しているのだ。

 

誠実であることは大事だが、理屈だけを垂れ流して聞き手の感情を無視すると、

勘定が足りなくなって存続できなくなるのは、いつの時代も同じ。

 

「私は売れていませんが…」

そうやって言われるほうの身にもなってみたら?

言葉の発し手として自分も相手も傷つけること自体、時間の無駄。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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