航空機は故障や操作ミスがあっても、
致命的な事態に陥らないような設計と運用がなされている。
また、スイッチやボタンやレバーや計器も、誤操作や誤読を防ぐ仕組みで設計されている。
要は、人間にわかりやすくしているということだ。
文字通り人間工学上無理のないように仕組み化されている。
振り返って、一般的なオフィスの仕事は、どれだけ人間にわかりやすく仕組み化されているだろうか。
人間の側が、人間にとってわかりづらいものにしたまま放置することが、大多数ではなかろうか。
バッファ(余力)を積むことは基本だが、目先の仕事に気を取られていては、
人間工学に反するどころか、修行僧もビックリの苦行に行き着くだけである。
現実解。
事務方こそ、航空機のそれよりも明確に人間に優しい仕組みがあれば、組織は一発で前向きに効率化して化けます。
追記。
最近は大手コンサルティング会社が、
バッファもなく人間工学に反するような煩雑な作業者として目立っているけれど、
これは客先企業をつけ上がらせて現状維持を招くだけの愚行だから、即やめたほうがいい。
boxcox.net、遠藤武。