リベラルアーツや教養が重視されるようになって久しい。
リベラルアーツ教育にどっぷり浸かった立場としては、
教養を掛け算すればそれが専門分野という武器や防具や得意技となり格式を上げ、
専門分野に迷ったら教養に帰ってくればエネルギー補給できて人格を磨く、と即答すできる。
これは学問の基礎だが、キャリアや起業の経験値稼ぎとレベルアップは、この視点で事足りる。
要は多数派として群れず、少数派として自分と世の中を変えて生きるために、教養はあるのだ。
現実解。
教養ブームは、人間のあり方が多様化し、迷える人が増えたからこその当然の流れと言える。
単にブームを追いかけるために名付けた「自称」教養や「自称」リベラルアーツは、
単なる甘言やライフハックでしかないから、淡々と避けよう。
boxcox.net、遠藤武。