下請けの構造。

daily8 少数派と多数派。

IT業界(SIer)の多重下請けが話題にされているが、

SIerやSES(技術者派遣業…という名の買い叩き)はとっくに若手や中堅から嫌われている。

昭和の土建屋さんと何も変わらない体質で年功序列ゆえに、

新卒の若手〜30歳手前くらいまでがたくさんいて、

40代後半〜50代が管理職として残っており、

30代全て〜40代前半がゴッソリ抜けているというのが特徴。

 

現実解。

SIerだろうとコンサルティング会社だろうと同じことが言えるが、

この状況を危惧するなら、大急ぎで若手から中堅の待遇を改善しよう。

年収から、下請け仕事ではない権限の付与まで、ポジションを上げるしかない。

そうしていない年功序列企業で、若手後半から中堅が外資に去っていくのは、

退職して移籍することに、キャリア上の経済合理性もやりがいもあるからなんだよね。

 

追記。

事実を言ってしまうと、外資人材市場と、日系人材市場という、2つのリーグが存在している。

下位リーグ(下請け)から上位リーグ(元請け)に上がれる人は、さっさと上がっていこう。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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