スマートに見せかけようとして、不格好さを強調してしまうケースがある。
ネット上やメディアで自分を大きく見せたりウソをついても最後にはバレる現代では、
不格好さや泥臭さがあるほうが、かえってスマートなんだよね。
現実解。
等身大の失敗という事実を直視することでしか、人間は成長できない(こう書くと説教臭くなるが)。
それを忘れさせてくれる物語の演出というものは素晴らしいが、どこか胡散臭くなる。
成長物語はカッコつけず泥臭くあるほうが、ただ単に面白い、かえってカッコいい。
スマートさを捨てる方が、実はスマートだと気づけている人は、恐ろしいほど強い。
boxcox.net、遠藤武。