仕事を自動化・仕組み化する原則。

daily9 大前提。

人にやさしい仕組みを心がける。

その上でツールを使いこなす。

プログラミングは手段だと割り切る。

 

パソコンのデスクトップ上で、

仕事を自動化や仕組み化したいなら、

まずは「人にやさしい状態」をゴールに置いて、

イメージを具体化して建て付けよう。

人にやさしいとは、

「人が人にしかできない得意技に、ラクに楽しく集中する」

ということだ。

この前提が守られていれば、

それだけで仕事は前向きに捗る。

逆にこの視点を欠くと、

いくら仕組み化や自動化しようとしても、

絶対にうまくいかない。

自分が仕組みを建て付けようとしても、

手段が先に来てしまい、

ゴールが見えないことになってしまう。

プログラミングの学習でも、

ツールの導入でも、

手段の話しか語れないというのは、

正直なところ片手落ちだ。

人にやさしい状態を目指さないなら、

実は害毒でしかないし、

技術者として「使われる側」で終わる。

 

IT分野にいる人で頭がコチコチだと、

昇進できずに終わってしまうが、

これはつまり、

「仕組みを使うのは人間」

という大前提を無視してしまうためだ。

 

そうではなく、

ツールはあくまで手段であり、

プログラミングも例外ではないと、

「人にやさしい状態」をゴールにしたとき、

いったん腹決めできていれば、

大体の物事はうまくいく。

 

現実解。

技術そのものが単に面白く、

ともすれば狭い枠の中に閉じてしまうことは、

数理統計学を使わせてもらった立場として、

(また父親が技術者として本を出しているゆえに)

ものすごく痛いほどわかる。

だからこそ「ゴールは、人にやさしい仕組み化である」と、

まるで呼吸するかのように刷り込まれた。

 

追記。

大前提となる原理原則は、

これくらい徹底してやっと活用できる。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■
・書籍と連載記事の執筆
・オーナー社長向け「仕組み化」プライベート指南

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中央経済社『旬刊経理情報』誌にて見開き2ページ連載「データ分析の森」を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています。
(2025年12月に連載80回達成)

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