小さなデータドリブン。

daily9 大前提。

ちょっとしたことでも、

事実について記録をつけて、

切り分けていけば、

データが出来る。

そうやってできたデータに基づいて行動していくことは、

実は立派なデータドリブンなんだよね。

 

「PDCAサイクルを回せ!」

PDCAサイクルを回したり、

行動の記録をとっていくという考え方は、

ひところ昔も今も変わらず、

「よく言われている」ことだ。

火を見るより明らかである。

 

この「よく言われている」という事実を、

ありのまま記録して切り分ければ、

PDCAサイクルという考え方そのものが、

もはや古いのか、

まだまだ使えるのか、

という判断ができる。

データドリブンとはこういうことだ。

 

ひとつひとつ言葉で切り分けて考えていこう。

「PDCAサイクルを回すことはそもそも重要だ」

私もこれには同意見である。

他方で、

「PDCAサイクルはもう多数派で退屈だな」とか、

「今はD-OODAループのほうがわかりやすい」という、

別な意見も出てくる。

データに基づいて行動していくことは、

データの趨勢を見て多数派を読み取ることも、

逆にデータの反対を取って別な行動を取ることも、

等しく含んでいるのである。

 

このように別角度から照らすと、

行動のハードルが下がっていったり、

足りないものが見えたり、

想像もつかなかった発想ができるようになる。

 

現実解。

普段の何気ない物事や事実を、

データとして切り分け、

予測していくのは、

ある種の統計学のような知的ゲームだ。

仮説検証とか問題解決は、

このような発想なんだよね。

 

追記。

「PDCAは退屈だよね。PDCAのPは『パンチ!』とでも言うくらいじゃないと。」

こういう視点は、すばらしくセンスがある(実際に経営者さんが言ってくれた言葉だ)。

多数派と逆を行って、いい具合にスットボケるのも、データドリブンのなせるワザ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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