市場の階層。

daily9 大前提。

もともと市場というのは、

格式やによって階層が分断されている。

格差社会への懸念どころではない。

「格の差」が現に明確にあるのだ。

100均で買える100円のボールペンと、

最上位ブランドの10万円超えのボールペンでは、

根本的に買う人も使う人もその目的も異なる。

サラリーマン時代の自分の上司であるノンジャパの創業経営者は、

そのブランドのボールペンを10本単位で持っていた。

手にとても馴染んでいた様子だった。

自分も同じブランドを使うのは、

手に馴染むからというのが一番大きい。

使い心地が別次元なのである。

もちろんペンの値段で何かが決まるわけではないが、

「ああ、あなたはこれを持っているのね」

とピン!と来ることは頻繁にある。

そこから話が広がったり、

商談になることなど数多い。

これを一切知らずに、

ノコノコと論理だけ追って、

コストパフォーマンスばかりで動いてしまうと、

人間の本音である情念を無視してしまうことになるんだよね。

 

現実解。

市場が別次元に分断されているのは、

人間の本音が見事に反映されているから。

自分が本音を出すことで、

上方向に市場を伸ばすことができるのは、

そもそもが原理原則。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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