英強数強は「測定できる基礎能力」として重要だが、それだけだとコモディティどまりだ。
あくまで入り口や基礎であり、固執してそれ以降に進めていない場合は「補欠の先輩」である。
SNS上で自分のAIサービスをドメイン知識不足のわりに必死にゴリ押ししたり、さして英強かつ数強の経歴がないのに受験の話題ばかりしたり、SNSでやららうるさい人がこれに該当する。
現実解。
学び続けることと、その上でアップデートしていくことが、入り口を通ったあとに必要なレギュラーメンバーの発想だ。
これは職人やビジネスの世界は言わずもがな、学歴が求められる分野でも全く同じ。
追記の追記。
例えば数学のある大学別入試対策を経てその試験をパスいることは、とても有利だと私も身をもって把握しているが、
これは「受験以降に大学数学を学んで実務や研究に生かすアップデート」とセットであり、受験どまりだと知的成長のない昔話で終わってしまう。
とはいえここ10〜15年で、プログラミング言語も統計言語も各所で重宝され、受験の後からでもアップデートしやすくなった。
ボックスコックスネット、遠藤武。